

















ANOKHI バルーンスリーブブラウス ペイズリーフラワー インディゴ
¥13,800 税込
SOLD OUT
ANOKHIのバルーンスリーブブラウスです。
たっぷりとしたバルーンスリーブ、藍色に白抜きされたペイズリーフラワーと小花模様が素敵です。
パトワ(タッセル職人)によるタッセルリボンも付いています。
風をまとってふわっと広がるシルエット。
ヨーク切り替え部分は前後とも裏地付きです。
同柄のハーレムパンツとセットアップで着用しても素敵ですね。
セットアップの着画を撮影している時、何故か母方の祖母が良く着ていた藍染の絣のもんぺ姿(上下)を懐かしく思い出しました。
藍を発酵させる工程で土っぽいような鉄っぽいような独特の匂いを発するのですが、この匂いに防虫効果があるとされており、又藍自体には紫外線防止効果もあることから、藍染の絣のもんぺは農作業の理にかなっていたのかなぁと思います。
祖母が着ていた和柄とこちらのペイズリー柄は全く異なりますが、同じ藍染の動きやすい形がなんとなく結びついて、懐かしい記憶を呼び起こしたようです。
ジャイプール郊外、バグルー村の老舗工房で9代目のチパ(版画と染色の伝統工芸を専門とする家系の職人の事)が手掛けるANOKHIのインディゴ(インド藍)製品。
色を入れたくない所をダブペーストで覆い、何度も何度も色を重ねて藍色の濃淡を作り出すバグルー村伝統の染め方で、染料には天然染料が使われています。
インディゴのブルー、インディゴにターメリックとザクロを加えた絶妙なグリーン、鉄くず・糖蜜・水の混合物からうまれる黒、鉄鉱石のカシスとさまざまな成分を組み合わせて作り出す豊かなグレー、カーキ、茶の色合い。
素材の状態だけでなく、天候や気温・湿度にも左右される為、その色合いや風合いは非常に繊細です。
サンガネールプリントの色鮮やかで華やかな魅力とは又異なる、シックで奥深い魅力を持つバグルーの藍染め。
深い青の色合い、絶妙な濃淡、掠れ具合、香りや風合い。
その全てが一流なのは、9代目自ら朝4時起きで、伝統を守り継承していく為に全身全霊をかけて取り組んでいるからこそ。
チパの手による深い藍色の世界は、知れば知るほど味わい深く、その魅力は尽きる事がありません。
天然染料を用いているので色落ちはしますが、それでも他社の藍染め製品とは一線を画す、名工の技を感じる作品です。
インドの貴重な伝統工芸を守る目的で設立されたANOKHI、その原点とも言えるチパの作品を愛でていただけましたら幸いです。
各サイズ1点のみの入荷です。
【サイズ】S
(日本のMサイズ位です)
着丈:約67cm
肩幅、バストはバルーンスリーブの為、正確に計測できません。
【サイズ】M
(日本のLサイズ位です)
着丈:約68cm
肩幅、バストはバルーンスリーブの為、正確に計測できません。
(モデル身長160cm/普段着用サイズ:L)
【素材】コットン100%
【MADE IN INDIA】
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【ANOKHI製品について】
年々値上がりしているANOKHIですが、異常気象によるコットンの生産量低下や、ウクライナ危機などによるコットン価格の高騰により、今季商品価格が一気に跳ね上がりました。
店主がはじめてANOKHI製品を手にした10年程前と比べて約2倍の価格差がある印象です。
それでもやはり他のブランドにはない、質・仕立ての良さ、デザインの秀逸さが魅力なので、今後も少しずつ仕入れていけたらと思っています。
そんな事情も含めて気に入っていただけたら嬉しいです。
■インド製品について■
ブロックプリント製品をはじめ、インドの手仕事製品は職人がいくつもの工程を手間暇かけてひとつひとつ心を込めて手作りしています。
熟練の職人でも染めムラやわずかな柄のズレ等全く無く仕上げる事は不可能と言われ、作業工程の間に染料のシミなどが付いたり、若干のほつれなど発生する場合もございます。
どれも手仕事ゆえの味わいとして受け取っていただけましたら幸いです。
機械製品にはない職人の息吹きが感じられる、あたたかみのある手仕事の魅力が届きますように。
■ケアについて■
ブロックプリント、ダブプリントなど染め物に関しまして、染料の匂いが残っていますので、お手元に届きましたら風通しの良い場所で陰干ししていただくか、一度お洗濯されると匂いが軽減されるかと思います。
■お洗濯について■
こちらは、ドライクリーニングのみ可能となっております。
ANOKHI
ハンドブロックプリントと言えばANOKHI!と言うくらいインドで確固たる地位を築いているブランドです。
ANOKHIの製品は、そのほとんどが手仕事によって作られています。
ANOKHIは1970年の設立当時から、インド各地の小さな村の職人の手仕事を大切に守り、質にこだわって必要最低限の生産を続けています。
今では貴重な技術を持つ職人達が各工程で関わり、ひとつのコレクションを発表するまで、企画段階から1年以上掛けて丁寧に丁寧に作り上げています。
例えば、デザインは創業者のフェイス氏(女性)の娘さんが担っており、デザインがあがった後、木版職人、ハンドブロックプリント職人、染色、縫製、刺繍、キルト、タッセル職人など、たくさんの職人の手によって、協力して作り上げられていきます。全てその道の名門と言われる職人です。
この品質を守る為、オンラインショップを持たず数を限って店舗のみで販売する事をポリシーとしています。
Somaやkilolなどのハンドブロックプリントのブランドも元はANOKHIから派生したブランドで、インドの布の世界でANOKHIは他のブランドとは一線を画す圧倒的なポジションを保っています。
その為、生地の質も仕立ても良く、長きに渡って大切に着ることができる洋服です。(店主も10年以上愛用しています)
だからこそANOKHIの作品は価値が高く、50年以上に渡り支持されているのだなと思います。
そして、ANOKHIでは、コレクションの布でポーチ類やシュシュなどの小物、クッションカバー、キッチン雑貨などを作る事で、廃生地を出さないようにしています。
(そもそもクオリティにこだわっているので、大量生産していません。)
ショッパーもリサイクル紙を使っており、地球環境に配慮したエシカルな一流ブランドです。
ANOKHIの製品は染料も色止めされており、色落ちする事もほとんどない為、ホームクリーニングしやすいのも魅力です。
(店主も、愛用しているANOKHIのワンピースを他の物と一緒に洗濯機で洗っています)
皆様にも、長くご愛用いただける、お気に入りの一品を見つけていただけたらこの上なく幸せです。
店主とANOKHIの出逢い
10年程前、初めてのインド旅行で訪れたANOKHI。
デリーのカーンマーケットにあるお店でした。
当時は建物の2FにANOKHIが入っており、かなりこじんまりとした、ANOKHIにしては小さなショップでした。(現在は1F、2Fの2フロアに拡張され大きくなりました)
でも店内一杯に広がる美しいfabricの世界に圧倒され、まるで夢の世界に来たかのようでした。
今まで日本で目にしたことのない、洗練されてそれでいてエキゾチックでただただ美しい洋服たち。
一瞬でANOKHIの虜になってしまいました。
今でも店内に入ると、あぁやっぱり素敵だなぁと溜め息が出てしまいます。
そして、買付けの度に自分のコレクションも増えていく店主です。。
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お支払い方法について
¥13,800 税込
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