2023/01/28 04:05



こんばんは🪷
今日は私の夢と、Sirsi(シルシ)が今後どのように進んでいきたいかについてお話したいと思います。
前回の投稿(起業のきっかけ)でも少し触れましたが、
私の夢は、インドの手仕事・伝統技術を守り承継していく事、
立場の弱い女性達の地位向上・自立支援に努める事、
劣悪な環境で不当に働かされている子供たちを救う事、
そして環境に深刻な影響を与えている洋服の廃棄問題に取り組む事です。
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まず一つ目のインドの手仕事・伝統技術の承継についてですが、
例えば今日本でもインド綿やハンドブロックプリント製品が人気ですよね。
全て職人の手仕事によるハンドブロックプリントの技法の中には、気が遠くなる程緻密で手間が掛かる為に、次世代になり手が無く、失われつつある技があります。
私はいつかインドに小さな工房を持ち、こうした失われつつある伝統技術を承継していけるように、職人をサポートしていきたいと思っています。
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二つ目の女性の地位向上・自立支援について、
インドの農村部では未だに女性が差別され虐げられている現実があります。
それに加えて西ベンガル州にはびこる人身売買の巨大マーケット。
年間でインド全体の1/8もの数の子供達が行方不明となり人身売買の餌食になっていると言われています。
その内、少女達は主に性的搾取の対象となり売春宿に売り飛ばされてしまいます。
心身共に傷ついた少女達は、例え救出されても家に帰れる事はほとんどありません。
実の両親でさえ、自分の娘を汚れたものとして、二度と受け入れないからです。
こうした虐げられたり、行き場を失った少女達、女性達を支援する活動が足りていません。
私は彼女たちをサポートしているNGOやフェアトレード団体と連携して彼女たちに仕事を依頼したり、彼女たちが作ったもの(例えばカディコットンや不殺生シルクなど)を使ってものづくりをしたいと思っています。
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三つ目の劣悪な環境で働かされている子供達について、
これはコットン農家の例をあげたいと思いますが、私たちの生活に欠かせないコットンが、先進国の利益の為にだけ騙され、農薬と借金まみれにされて苦しむ人々によって作られている。
そんな農家の人達の平均寿命はたったの35歳で、30分に一人が命を絶っていると言われる現実。
そして親の借金の肩代わりの為に40万人もの子供達が1日に13時間もの強制労働を強いられており、当然学校に行くことも出来ず、その小さな身体は農薬に蝕まれているのです。
この悲惨な状況を無くす為に、まずは健康な土壌を作り直すところからNGOやフェアトレード団体が活動しています。
私は今後、このようにして作られたオーガニックコットンにこだわってものづくりを行い、購入して下さる皆さんに作り手の顔が分かるように開示していきたいし、皆さんにもそういう製品(コットンに限らず)を選んでいただけるように活動していきたいと思っています。
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そして四つ目の洋服の廃棄問題について、
これはインドだけではなく、世界的な環境汚染問題となっていますが、今やその廃棄量は、毎秒トラック1台分とも言われています。
私はものづくりをする以上、自分が生み出すもの、そしてその生み出したものの行く末にも責任を持たなければいけないと思っています。
今後は自分が作ったものや、廃棄された洋服のアップサイクル事業にも取り組んでいきたいと思っています。
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まだまだやりたい事、やらなければならない事はたくさんあります。
そしてどれもすぐに出来ることではありませんが、
まずは出来ることから少しずつ。

人や地球環境、動物に配慮したエシカルなものづくり。
そして作り手と買い手の双方が幸せになれるものづくりをしていきたいと思っています。
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エシカルについてご興味のある方、
一般社団法人エシカル協会代表の末吉里花さん(世界ふしぎ発見!で10年間ミステリーハンターを務められた方です)
の「エシカルの基礎講座」が、12/23迄無料公開されています。
私はこの動画を観て自分の目指すべき道が確固たるものとなりました。

とても素晴らしい内容ですので、ご興味ある方は是非ご覧になってみて下さい。

@ethical_association